さて前回(「梨泰院クラス」その1/2020年オンラインクリスマス会情報)に引き続き、2020年オンラインクリスマス会の際、「1万円のシャツ。」主宰の萬LINK・古本舞さんがご紹介くださった「梨泰院クラス」についてお話ししていきたいと思います。
ちなみにわたくしは、タイトルの「クラス」という響きから、最初は勝手に学園ラブコメディものだと想像していたのですが(笑)、古本さんから話を聞いて観始めて度肝を抜かれました。。。
「梨泰院クラス」は、日本の文化の中に置き換えると「六本木ヒルズ族」みたいな意味合いの言葉で、韓国屈指の繁華街・梨泰院(イテウォン)で、逆境をはねのけてのし上がっていこうとする男性が主人公のお話しです。
疾走感溢れるストーリーが良かったのは言うまでもありませんが、中でも次の3つの点がとても印象的でした。
(1)音楽がいい
わたくしは見終わった瞬間、サントラをポチりました。サントラを買うなんて、ほんと、何年ぶりでしょう…?!?!っていうくらい久しぶりでしたが、それくらい音楽が素晴らしかったです。
映像の躍動感や、メリハリにぴったり沿っているだけでなく、あとから音楽だけ聴いても楽しい気分になったりするのでオススメです。
一緒に聴いていたうちの4歳になる息子は、このドラマのテーマソング的な「시작(始まり)」という曲をいたく気に入ってしまい(↑に貼った予告編の、0:23〜くらいから流れる曲)、自分でわたくしのiPhoneを操作して、この曲だけを何十回も繰り返しては、歌詞にあわせて「おー!」と言いながらジャンプしているほどでした。
ちなみに主人公の「セロイ(새로이)」という名前は、「新しい(새로운)」という言葉に由来する名前のようで(日本人の名前でいうところの「新(あらた)」みたいな感じでしょうか。韓国人の名前としては、ちょっと珍しい雰囲気があるようです)、この「시작(始まり)」の歌い出しも「새로운 시작은(新しい始まりは)」という言葉で始まっています。
(2)ファッションがいい
2つ目は、ファッションがみんなかっこ良かったです。
こんなことをいうと、大変失礼な言い方になるかもですが、韓流ドラマをみて、初めて「おしゃれ!」「わたくしもあれを着てみたい!」と思いました。
理由の1つとしては、まさにいま旬のドラマだから(2020年1〜3月放送)ということもありますが、この辺りはやっぱり全世界を狙っている今の韓流だからこそ、という印象も受けました。
女優さんたちが、ちょっとクセのある、パンチのきいたデザインのアクセサリー(特にピアス)をつけているのも良かったです。
(3)女優さんがいい
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1度見たら忘れることのできないインパクトを持つイガグリ頭の主人公パク・セロイ(演じるのはパク・ソジュン)の隣にいても全く押し負けていないのが、キム・ダミ演じるイソちゃんです。
このイソちゃんがまたものすごく個性的な顔立ちをしているのですが、佇まいはとてもかっこよく、ぽってりとした一重まぶたや丸っこい鼻で勝負を挑んできている感じがすごく清々しいなと思いました。
韓国は、わたくしの中では整形大国のイメージがありまして、今まで観てきた韓流のドラマや映画の中の女優さんは、(お直しをされているのかどうかは定かではないものの)やはり、目が二重、鼻がくっきり、というメリハリのはっきりした顔立ちの人が多く活躍している印象がありました。
でも最近の韓国では、「パラサイト 半地下の家族」でキム家の娘(キム・ギジョン)を演じたパク・ソダムを始め、極東アジア人らしい、切れ長の目にすっきりとした顔立ちの女優さんが台頭し初めているので、あと10年くらいしたら、映像の中の女優さんの雰囲気も今とは全く変わっているのかもしれないな、と思いました。
今ならNetflixでイッキみができますので、よかったらまだの方は是非…!
東京・水玉バッグ&ファッション雑貨の店
「Accent Color(アクセント・カラー)」
オーナー 望月沙織