2020年オンラインクリスマス会の際、付け襟ブランドDRESS MEのデザイナー大石愛さんが「最近Amazonプライムで観ています」と、ご紹介くださったのは、イギリスBBC製作のリアリティ番組「ソーイングビー」です。
アマチュアのお裁縫好きが一同に会し、与えられたお題に沿って縫製バトルを繰り広げる番組です。
日本人には馴染み深い「料理の鉄人」のお裁縫版、みたいな内容になっています。
結構前からやっていたので(2013年スタート)、わたくしも実はちょこっとTVで流れているのを目にしたことはあったのですが、お裁縫という自分の職業ドンズバの内容なので、観ていると「自分もやらなきゃ…!」という焦る気持ちが出てきてしまって、あまり直視することができずにおりました。
でも今回はせっかくなので、改めて腰を据えてみてみましたが…いやぁ、、、やっぱり煽られました。笑
ただ、
「自分だったら、ここ縫うの嫌だな…」
と思う部分に、挑戦者の人たちも引っかかっていたりしていたので、そっか、結局みんな悩むところは同じなのかもな、なんて思ったりもしました。
また、根本的にバッグ作りとは異なる部分もあるので(ソーイングビーのお題はお洋服の縫製が9割くらいです)同じミシンがけでもわたくしは普段全く使わない技術なども出てくるので、そういう意味ではとても興味深かったです。
普段どういう部分に注意を払ってお洋服は縫われているのか、逆にいうと、どういう部分が丁寧に縫われていると「いいお洋服なのか」、ということがよく伝わってくる番組なので、自分がお洋服を買う時に、どういうポイントを見て判断したらいいか、なんていう目を養うこともできます。
東京・水玉バッグ&ファッション雑貨の店
「Accent Color(アクセント・カラー)」
オーナー 望月沙織