韓国語で一番感動した言葉について

イメージで学ぶ韓国語

 

こんにちは、望月です。

 

わたくしが韓国語を勉強しはじめて一番最初に感動した言葉は

 

「모르다」

 

という単語になります。

 

日本語に訳すと、

 

「知らない」

「わからない」

 

に該当する言葉です。

 

これの何がそんなに衝撃的だったのか。

 

それは、日本語にはない言葉だから、なんです。

 

いや、「知らない」「わからない」って訳せてるじゃん、と思うでしょう。

 

それは確かにそうなんですけど、日本語の場合は

 

「知る」

「知らない」

 

と、「知らない」状態は、「知る」を否定する形でしか表現することができません。

 

でも韓国語の場合は、

 

「知る : 알다」

「知らない : 모르다」

 

と、それぞれが全く別の、個別の単語として存在します。

 

「知らない」という概念に、きちんと固有名詞(?)がつけられているんです。

 

これにびっくりして感動したわたくしは、思わず「そういえば英語ってどうだったっけ??」と、英語の翻訳家をやっている友人に質問してしまったのですが、やはり英語でも、「知らない」と言いたい時は、

 

I don’t know.

I have no idea.

 

のように、日本語同様「知っている」という状態を否定するしかなく、「모르다」のような固有の言葉は存在しないのではないか、とのことでした。

 

そうなると、更に興味が湧いたのが、

 

「 알다(知る)」

「모르다(知らない)」

 

どっちが先に登場した言葉なんだろう、、、ということでした。

 

日本語の場合は、どう考えても

 

「知る」

 

が先にあって、それができない状況だから、

 

「知らない」

 

という概念が生まれたということになります。

 

でも韓国語の場合は、それぞれ独立した言葉なので、もしかしたら

 

「모르다(知らない)」

 

が先だったかもしれません。

 

だとすると、「모르다(知らない)」を否定するかたち(知らなくない)で、「知っている」という状況を表現するやり方になっていたかもしれません。

 

でもそうはならずに、きちんと「 알다(知る)」という単語が生まれてきているところを見ると、韓国語の根底には、少なくとも日本語よりも、

 

「自分が何がわかっていて、何がわかっていないのか」

 

をはっきり自覚したい・伝えたいというメンタリティがあるんだろうな、ということを感じました。

 

そしてそれはとても健全で大切なことだと思うので、ますます「모르다」という言葉が好きになりました。

 

ちなみにこの「모르다」という単語は、学習の比較的初歩の段階で出てくる重要な言葉なので、わたくしをあっという間に韓国語沼に引きずり込んだボスとも言える単語です。

 

この感動にぶち当たってからのわたくしは、しばらく一人「모르다」祭りを開催しておりました(=ドラマなどで登場人物がこの単語を口にすると、「모르다キター!」と喜ぶという謎祭)。

 

そして「모르다」祭りのわたくし的暫定1位「모르다」は、映画「リンダリンダリンダ」で、若きペ・ドゥナ氏が演じる韓国人留学生の

 

「모르겠어요」(모르다のもう少し丁寧な言い方ver.)

 

です。

 

日本人の同級生に日本語で

 

「わかる?」

 

と聞かれて、そうこたえるんですけど、

 

「わかっている」から、「わからない」ってこたえられる訳で、でもそれを敢えて韓国語でこたえることで、状況をけむに巻くような不思議な存在感を放っていて、非常に印象に残りました。

 

みなさんもよかったらぜひご覧になってみてください。

 

그럼 또 봐요.

望月沙織

 

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